学校、行きたくない。
毎日、学校の様子を聞いたり近況は聞いていたので、ストレスを抱えているなぁ...と心配しながら、長女は(相手に合わせた)コミュニケーションが取れる方だと思っていました。でも...
涙の訴え、いや、苦しいのに、涙すら出ない様子。
今朝、話を聞いて今日の決断が今後を左右することになりそうだ、覚悟の上で、初めての登校拒否そのまま休ませました。
まさか、、は来るのだと思いました。昨日まで、クラス選抜で卒業生の為の装飾係の為、放課後残って朝も30分早い登校が続いてました。押し付けられて嫌だ、やりたくない、毎朝そんな娘を送り出してました。決して、係仕事が面倒臭いとかではなく。
今朝は通常時間の登校、
行きたくない理由は、、
長女にしては切実だった。
中学校の仲間内では暗黙のグループ、暗黙のルール、【スクールカースト】が存在するのだと言う。グループ単位は部活単位。そこでパソコン部の長女は女子が少なく男子と自ずと連むことになる。それが揶揄されるので「イジられキャラ」で【スクールカースト】から脱したつもり、でいた。
それでも、自分が気にしていることをイジられることへ笑うことが耐えられなくなっている。イジられることを気にしている、と思われるのも嫌・・心を許せる友達はいる。でも友達関係で悩んでいることを打ち明けられる訳がない、スクールカーストを乱して迷惑をかける、そこまで信用して良いかなど。
学生社会は戦場と思った。
既に、同じクラスで不登校気味になり出している女子がいる。
隣のクラスでは、昨年から不登校で登校していない子がいる。
友達の悪口言うのが嫌い、
先生を卑下した言動も嫌い、
人として当たり前なことだと思う。
それが、学生社会では通用しない。
嫌を承知で流れに沿うか、自己主張して孤立を選ぶか。
大げさな話ではなく明日どうするか?の分岐点に居た。
今日、長男の誕生祝いで会っていた。
妹の心の葛藤は親であれ年世代の違う私よりほよど、兄として妹の気持ちが分かったようで心配していた。兄妹でLINEでやりとりしていた後、、
「明日は、学校行く。このまま登校拒否になるのは嫌」
と長女が言った。
うん分かったよ。ひとつ、根本の原因ひとつである、長女の悩みを少しでも緩和すべく、今週中に皮膚科に行こう。そう伝えると長女の表情は少し安堵が見えた。
人が嫌だと思う、如何しようも無い外見について、茶化す。
自分がされて嫌なことは、人にはしない。
なぜ、人として根本的なことが成されないのか。
なぜ、正しい気持ちの方が屈するシーンがあるのか・・
親として「それくらいのこと、学校行きなさい」とは1ミリも思えなかった。
突破口は、わからない。