達観された名刺が語る。
偶然のような巡り合わせで、業界を動かした「物凄いお方」にお逢いした。名刺交換、車中数10分の言葉合わせ。頂いた御名刺の、潔くシンプルなデザインに胸打たれました。色を、肩書きを、ロゴタイプのような装飾も要らないのである。御方そのものに纏う柔らかな目元や笑顔や皮膚の皺あたりから全てが語られていたのだ。
詳細はぼかします。公開は失礼ですので。
一言で言えば、想像通りの面白い方だった。なるほどユーモアと冒険心と謙虚さが纏った面白いおじさん。楽しかった、その感覚だけを残して帰路別れのご挨拶。素敵な時間となりました。現在かかり中の仕事について直感的な感想は、宿題になった。心を見透かされたような気持ちになった。さすがである。
昨夜は、ヨウジヤマモトの8ミリビデオも交えたムービーが届いたので観た。2006年8月25日販売の古いものである。しかし古さはなく洗練さや、デザインと哲学の在り方については熟成が既にあった。大変興味深いムービーだった。
都市とモードのビデオノート デジタルニューマスター版 [DVD]
- 発売日: 2006/08/25
まとめ。
己の身体ひとつで、肩書きや生き様を語れるような人間になりたし。