「自分に正直に生きよ」と思って先ずしたこと。
読了してからずっと「自分の人生を生きているか」についての自問自答が続いている。出来てないから自問自答しているんだろうあの時も今も多分明日も。
後悔している。
「記録」が苦しくて【ほぼ日5年日記】を2年目半ばにして捨ててしまったことを。どうしても昨年の自分に日記で会うことが、嫌だった。「そんな意気揚々してて・・入院しまっせ・・」入院した昨年と同じ頃までのカウントダウンみたいで。三日三晩、咳発作が止まらずずっと短距離走しているみたいに苦しかった。もう、あれは嫌だ。同時期に、信頼している人・仕事のふるい分けが鮮明になった。
これからなら、今と未来の自分という読者のために、記録したいなと思える。それも変化していくんだろうか。自分じゃない他のせいだと、言い訳しないようにありたい。ひろのぶ氏が言うように、孤独こそ我が身を研いで生きる手段。我が子たちが無事に巣立つまでの親の役目を全うし、名誉ある孤独を勝ち取るのだ。
- 作者: 田中泰延
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2019/06/13
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お見舞い帰り際に。
「頑張って」と言えない、
ハイタッチを交わした。
指が固くて冷たかった。
「じゃぁ、またお盆にくるね」
それがせめてもの約束。
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「自分に正直に生きよ」と思ったとき、
悩む弊害を横に置いて、
東京へ行こうと思った。
航空券、日程も抑えた。
先ずは、目前の全てを全力で挑みながらでも出来るはずだ。自分がしたいことを。