それはドナドナ。
台風後の、折れた木々たちが一斉に間伐されてました。
安全重視で大雑把に斬られて、長い歳月生きた樹木に対して美観や威厳を保とうとする人間の努力はその姿からは一切、感じられなかった。
斬られた腕(枝)の断面の新しさが、物悲しかった。
見守るのは、近所のお爺ちゃん...
高齢のお方が数人。
せめて記録しようとスマホを翳す。
間伐で斬り捨てられた枝たちだけでも、
樹木に相当する面積で塊で。
残骸は一緒くたになって積載車に積まれ、
ドナドナ
したのでしょう。
仕事の打合せ道中でしたので、
駆け足で最後まで見届けなくてよかった。
人間が安全に生きる為に、
豊かに生きその欲を満たす為、
私も、私の家族も、私の仲間も大切な人も、
私の他人も皆んな、
自然を汚して生きている。
ごめんね、
と言う記録です。