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成人式より雑感

「荒れた成人式」「コスプレ成人式」また今年も一部の人物を全体とした報道がありつつも、20歳年代の若者が「大人としてのスタート」を自覚して節目となった日。

 

成人式の陰役者は、20歳になるまで育てた親であり、祖父母や親族であり、様々な事情によって親や親族がいない子にとっては教師や地域など支えとなった全ての人である。「これまで育ててくれた支えに感謝して、大人になるということは返していくこと」とインタビューに答えていた新成人。

 

「今時の若者は」、「ゆとり教育世代は」、ひとくくりに批判したくなる報道の醸成ばかりに目を向けず、若いからとりあえず何でもチャレンジすれば良いと思うし、ダブル成人式も終えた自分には誠に羨ましい。若さというのは、最強の武器だと思う。

 

総合テレビで「WANIMA 18祭(フェス)」の再放送だった今日。


【「18歳という大人と子どもの狭間、人生の岐路に立った彼らと、今最も熱いエネルギーとメッセージを放ち続けるロックバンドWANIMAが一つのステージを作り上げていくというチャレンジングな企画、それが「WANIMA 18祭」】

www.nhk.or.jp

 

WANIMAは底抜けに明るくパワフルで、曲から勇気を貰う。

 

18歳成人の民法改正案が、1月の通常国会で提出される見通しのようで「18歳成年」が視野に入ってきている。

切り替え年度の18、19、20歳が合同成人式となり規模が3倍になる会場問題や、18歳成人式は受験が控えていること、同窓会の目的が失われ参加者が減る懸念、制服での式典出席が予想され呉服業界が低迷する懸念など課題があるものの、選挙権が18歳になり、世界的にも成人18歳であることから、近い将来実現するのではないかと思う。

 

そう、息子、娘たちの時に成人式はどうであるかという...推移の激しい年代を、親として関わらせて貰えている。子育て、やりこぼしたなぁ...と自分の未熟さを後悔しながら、成人式報道の一連から「でもまだ、成人まで伝えることはあるし、育児は一生」だなと改めて感じたりなどした。

 

万感の想いで、子の成人式を見守りたいという理想へのカウントダウンと、そこへの己の未熟さを尚強く感じながら、気持ちはどこか20歳代、番組観て18歳に戻っていた。

 

自分自身、18歳からこれまで、人生やりこぼしたなと思うことが多い。

若さは武器だ。怯まずどんどん希望を持って進んで欲しいし、親世代の私や我々は、次世代が希望を持てるような社会を構築しなくてはならないなと思った。広範囲でなくて良い、自分ができる狭範囲でいいから。

 

WANIMAの曲が好きだ。


「やってみよう」 フルver. /WANIMA【公式】


WANIMA「ヒューマン」OFFICIAL MUSIC VIDEO

 

私自身、子育てをしながら10代、20代に時間の激流に飲まれて置き去りにした想いを、WANIMAの曲から感じる事が出来る。

 

以上、散漫な雑感...成人おめでとう、20歳諸君。

 

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