ÜNDYizm

Under renewal...

Oくん、Mくんへ。

www.huffingtonpost.jp

 

本日は、この記事を読んでの雑感を。

兼ねてより同性愛マイノリティに関する記事を読むことが、興味本位じゃない使命にも似た探求である。影響のきっかけは大学時代の研究グループ仲間だったOくん、とりわけMくんの存在が大きかったから。

 

背が高くて濃い顔のOくん(平井堅似)と、Oくんの親友Mくんはバイ・セクシュアルて彼女も彼氏も当時いたっけ。Mくんとは女友達のようでいてもっと深くトークディスカッションしてた気がする。とりわけあの季節だけは。メイクの仕方はMくんから教わったし、グループの研究テーマであった「女性下着のカラーと思想の関係性」では、セクシー下着について大いに盛り上がって熱心に取り組んだのを覚えているよ。Oくんはただ笑ってそんな我らを見守ってた感じ(笑)

 

 

卒業してから随分経ったね。

生きるので精一杯だったので大学当時の友とはほぼ疎遠になってしまったが、風の便りでOくんとMくんは歌舞伎町でゲイバーをしながら同棲しているという話を聞いた。...嬉しかったのである。お似合いだなと思った。寡黙だけど話せば芯から優しいOくんと、感情に素直で可愛らしいMくんの日常が幸せであってほしい。そのような願いも交々、同性愛者の幸せであるべき文献や記事を読んで、自分は納得したいのだ。素直な愛情が辿り着く未来を。

 

Mくんの家で恋バナしながら盛り上がったことを思い出しては、あの当時に置き去りにしてしまった居心地の良さは何であったのか...、自分はなぜ窮屈だと思いながら女をしなければならないのか、なぜレズビアンにもなれず性差のない生き方しか選べないのか................なぜ、あと一歩踏み出して人を愛することから逃げてしまうのか。

 

同性愛マイノリティに生きる人たちから、教わりたい。

 

社会的偏見のハンディキャップがある同性愛者の方が道徳的であり謙虚であり、深い慈愛に満ち、真面目にパートナーとの幸せを築く努力をしているように思う。3組に1組が離婚している(※2017年1月現在)にある日本では愛し愛されるという、凄く根本的なことすら出来ていない。それ偉そうに言えない自分も離婚組である...。子を愛することは魂の喜びであり無条件の愛、これは分かる。ただ、命をかけて愛するが我が命を差し出したくても子は3人でそれは無理な話。だから極論だが明日から母である自分が死んでも生きのびられる自立心・頼るべき人と生き方について残せたら。賛否両論あろうがいい。自分が正論なんて今この時点でわからない。

 

脱線。

 

昔の時代に戻りたいと思うことは1ミリだってないのだが、OくんとMくんなら会って今話したいことがある。今のこの私が考え続けている実はシンプルであるべき「愛し愛されることについて」語ってくれるのではないだろうかと、恋バナからまた化粧の仕方、教えてほしいなとか。

 

 

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※写真はイメージ

 

同性愛当事者は差別や偏見から苦しんでいる事実はあること承知のうえです。結局は女性であるしかない私がどう寄り添おうが当事者にはなれない訳です。

 

心からパートナーと愛を育む人こそが、

男女問わず年齢も問わず理想の人である。

 

OくんMくん、

素直な愛情が辿り着く未来は、幸せであるべき。

勝手ながら切に願ってるよ。