イラストの役割は
主役の方達がレビューなど紹介済んでを見守りだった発売日。
【9/23本日発売!】子どものためのニッポン手仕事図鑑 #オークラ出版 https://t.co/m2abVlTWhB 日本の未来に残していきたい手仕事を、職人さんのインタビューとともに紹介していく、小学校高学年向けの図鑑です。なかなか観られない職人さんの工房をイラストで紹介 pic.twitter.com/dBwfRTdcri
— 株式会社オークラ出版 (@oakla_official) 2017年9月23日
レジ前のめちゃくちゃいい場所に平積みされてた。嬉しい。
— 大牧圭吾|ニッポン手仕事図鑑 (@by_waterman) 2017年9月23日
通路を挟んで向かいには、
あの「うんこドリル」。
何か恐縮です…。 pic.twitter.com/loorFPub3M
札幌は雷と豪雨で...ヒキコモリ身体メンテナンス日和でした。北海道は発売日と同時に店頭に並ぶ期待は確実ではないため、書店に足を運ぶことはせず。出版編集の担当者より発売日前に送って頂いた本書を、改めてじっくり目通しする日となりました。
先に、お詫びというか恐縮と言いますか...
発売日過ぎたら、言おう書こう残そうと思っていたこと。
奥付けに自分の名前、嬉しいですけど位置が偉そうで泣きそうです。
奥付けに名前が掲載される意味については、監修のニッポン手仕事図鑑編集長・大牧さんの優しさもあっての掲載位置となっております...自分の名前が、編集さんたちやニッポン手仕事図鑑ビデオグラファーの皆さん達の上にあることが、ただただ恐縮です。すみません...。
特に編集担当者には色校締切ずれ込んでしまい、大変なご迷惑をおかけしました。
もう、猛省を残しつつ。
なぜ、「子どものためのニッポン手仕事図鑑」なのか。
本書めくって「はじめに」できちんと説明されておりました。淡々とニッポン手仕事図鑑がこれまでアーカイブしてきた職人達を紹介する本ではなくて、なぜ「子どもたちに」伝えたいのか。大牧さんの言葉を以下引用いたします。
ご家族、先生へ
本書を出版させていただいたのは、本を読んでくれる子どもたちに、職人になってほしいからではありません。
大人になったとき、職人を目指す人、職人をサポートする仕事に就く人、職人がつくる商品を日々の生活で愛用する人、職人が暮らす地域に観光で行く人......。子どもたち一人ひとりに個性と価値観があるので、日本の文化や伝統との関わり方も人それぞれ。子どもたちの進む道を、無理強いするつもりはありません。
しかし、日本にはたくさんの素晴らしい手仕事があることは、しっかりと子どもたちに届けていきたい。なぜなら、自分が暮らす地域を、自分が日々手にするモノを、そして自分を支えてくれる人を大切にする心を、手仕事の世界を知ることを通して、育むことができると信じているからです。その結果として、先人たちがつないできた日本の手仕事が一つでも多く未来に残ってくれるのなら、こんなにうれしいことはありません。
だからこそ、ひとつだけ個人的なわがままを書かせていただくと、子どもたちが日本の素晴らしい手仕事に触れる機会を、保護者や先生たちに作ってほしい。
そしてもし、目の前にいる子どもが自分の意志で「職人の道に進みたい!」と勇気を出して言ってきたら、その道に進むことへの心配もあるかと思いますが、ポンッと背中を押してあげてほしい。そんなことを願って、本書を監修させていただきました。
本書は大人も興味深く読める図鑑になっています。保護者の方々、先生の方々に楽しんでいただけると幸いです。
ニッポン手仕事図鑑 大牧圭吾
中略しつつ引用しては伝わらないと思いましたので、挨拶全文紹介です。
自分の稚拙な文章力では、職人を取材してきた現場のビデオグラファーの思いや、本書を発行するにあたり執筆担当、編集担当皆さんの気持ちを代弁することは難しい。
この本書が発行となるまでに、多くの物語や「思い」が折り重なって実現したことを思うと容易くレビュー紹介が浮かびませんでした。(だから引用許してね!編集長)
其々には、役割があります。職人ご本人の役割、それを伝えるためのニッポン手仕事図鑑スタッフ皆さんの役割、ビデオグラファーも職人、執筆し書くこと監修することも職人。もちろん出版に向けて編集と準備を進める皆さん其々がプロです。
自分には、何が出来ただろう...と見えぬまま、ニッポン手仕事図鑑「えん会」を訪ねてはや7ヶ月、編集長と編集長を支える皆さんのご厚意あって。描かせていただきました。
ようやく、何故このような拙い自分を信じて「描いてほしい」というご依頼をいただけるのかが「技術的に描けるかどうか」ではない部分であったと自分なりに明瞭に見えました。
今は大枠で介護予防コンテンツ、酪農研究資料、食品工場などのイラストを描かせていただいておりますが、全て繋がっているのだと今更気づけたのです。
イラストでなければ伝えられることの出来ない領域(表現)へ
自分は「技術的に描けるかどうか」ではなく、そこを見据えて描いていきたいと思いました。恐れず知ること学ぶこと考え悩むことで仕上がったイラストが「繋がるための」架け橋となるのではないか、今更ながら見えてきた訳です。
来月には、恩威のある企業さんの展示会ブース作成が始まるし、今もう自分の生き甲斐になってしまったラリーの来年度その先に向けた「出来ること」を模索する毎日。
イラストが描けること、それをDTP幅広くレイアウト出来ること、Web制作も出来ます、ジオラマ制作やアナログペイントも得意分野ですって...煩雑でじゃぁ何が「売り」なのかについてはずっと模索だった。
模索だった、と過去形。
自分のサイト( https://www.undy.me/ )これまで作品実績一旦全部リセットして、これからに照準を合わせて。日々拙いまま不完全更新をしながら。「もっとこうしたかった」を抱き枕にして描く理由が、見えた。
今更でお恥ずかしい...
描きにいきますから。