傷ごとメンテナンス
空気清浄機が届いてそれだけで、家の空気ごと「溜まっていたもの」が清浄さを取り戻そうとしている。一緒に生活習慣も正常化し睡眠を確実に取れば良いものを、仮眠をこまめに取る悪しき習慣から抜けられずにいる...右肘が先ず、悲鳴をあげてきた。帯状疱疹後神経痛できちんと寝られない。睡魔に負けるギリギリまで稼働しないと寝付けないし長くて3時間で「今何時?!」と目覚めてしまう。
あんなに癒しで追いかけていたSiMも地下鉄に乗るとき以外は聴かなくなった自分自身に驚いている。音楽に渇望する必要性がなくなったから。その時間さえ惜しくて、ブログ書くこと絵を描くことの氾濫が起きそうである。感情の防波堤ギリギリのところで我慢しているそれらが、時間というストッパーで制御されている状態。ゆっくり寝たい、寝ていられないという狭間の毎日。
実は同世代という...安室奈美恵ちゃん。
当時「ミレニアムベイビー」なんて言われた時代に流されるように自分も「産むこと」を選択して(というか不思議なことに「産まれてきたい」という声が毎度、腹のベビーから聞こえるんである。性別もわかってた)そうして走り続けて40歳という境目は、真面目に走り続けた者ほど心も身体もただ休みたいという気持ちが去来して葛藤する疲れる。
安室ちゃんの場合、やりきって納得する節目の来年引退すると公言したとはいえ、結局のところ、完全引退はないのではないか?と...どこかで思っている。ダンスという表現から次の音楽表現に進むのではないかなぁ。ロックとかジャズのアムロも良いよね。
ご大層に有名人の安室ちゃんと同世代よしみで時代と自分を重ねたりしたのだけど、、20歳から20年という時間は短くない。拘りを追求するあまり、去来する「休みたい」の気持ちがひたひたと強くなることも、しばしば。
備忘録の癖にあんまり過去は振り返らないのだが。
ふと「一年前の今日、何してただろう」って振り返って以下だった。記録したクライアント主の仕事を本日ちょうど行なっており、継続していることが先ず、先方の理解と自分の頑張りにも嬉しくなったり。
昨年の今日と違うのは、
心も身体もサバイバルではなくなったという点。
その分、結構あちこち心は擦り減らした感あり。
「ゆっくり眠ること」
今の自分に一番必要なことかもしれない。
甘えなのか?この今の気持ちだけが怖いのだが取り払えない。
「ラリーと介護予防コンテンツと横浜と牛の研究と食品工場見学コンテンツについて」が大枠のミックスジュース。来週と来月はここに、新たな味が加わる予定だ。
ジュースを飲み干せ。
して今日ももう、ガクリと眠くなる日付境界線前の時刻。
ゆっくりと眠ること休むこと、に恋い焦がれていたり...
同様に、仕事に夢中で惚れたままでいたい。
今は、その気持ちの方が勝る。
その先は来年の今は何を思うか。
ずっと何年も、動かずだった祖父の形見時計を修理に出しました。
部品洗浄して組み立て直しだって。
それで長く使えるようになるって。
人間もそう。
メンテナンスは必要だね。
時計が戻ってきたら、すっかり甘えたになった自分ごと受け入れるようにして、時計と一緒にまた動くから。まだ止まれない。