ÜNDYizm

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それだけは許せない※追記あり

やりたくない「ドッキリ作戦」をしなくてはならない、と...夕飯の時に次女が、ぼそり溢した。明日、クラスメートの男子の名前で、ラブレターをクラスメートで嫌われポジションの女子に渡すと言うらしい。言い出しっぺは、その女子が好きな子を知っている。知っていて、その好きな男子の名前でラブレターを「ねつ造」して渡すと言うもの。様子を見て楽しもうという卑劣なイタズラだ。

 

次女は、そんなの嫌だと言ったが「ドッキリだし」「冗談だし、イイじゃん」と聞き入れて貰えなかったらしい。どうしたら良い?嫌なんだけど...、と。

 

「それは、人として一番やってはいけないこと!」

ピシャリと、断固反対。大抵のことは、子供の気持ちに任せて考えさせているが、これは、だめ。笑顔で収拾つかない・誰かが泣くようなイタズラはイジメに近いって。

改めて断ることで嫌な思いをしたり、それでもそのドッキリ作戦というクダラナイ悪戯が決行されるなら、知っている以上は阻止すべき。先ずは姉である長女が先生に相談するという。恋愛に悩む世代の長女も「それ一番やっちゃダメなやつだから!」と激おこ!そう...、長女は最近嫌な思いを振り切って、恋心を頑張って育てている。

 

幸い次女は、クラスでも一目置かれるポジションにいる。非常に集中力が高い図工制作やイラスト、折り紙などや、勉強も得意で、リレーの選手も毎年なっている文武両道だから。親馬鹿まる出しだが、堂々と我が子は褒めたい頑張り屋さん。

 

そんな一目ポジションが、ふとした出来事で一転することがあるのが子供社会の怖さだ。集団に反意を主張することが一番リスクが高い。それは、長女も次女もわかりきっていること。子供社会は、クダラナイことに気を使わなければならなくて、私が大切と教えにしている「人を傷つけないこと」「物を大切にすること」という概念は結構、今の時代の子には通用しなくてビビる。

 

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※図工のスケッチ。次女のは、真ん中の。

 

今日は、校外学習でお弁当日。

少しでも勇気が出るようにと、次女が大好きな三温糖入りの卵焼きと唐揚げ弁当に。寝坊した長女もおこぼれ唐揚げを慌ただしく掻き込んで、玄関で作戦話などしながら出かけて言った。

 

いつもより、丁寧に手を振って笑顔で見送った。

 

理不尽で怒るような出来事は、結構多い。

でも、話を聞いて見送る事しか出来ない。

 

頑張れ。許せないことに負けるな曲げるな。

 

 

※18:00追記

登校してすぐ次女、友達に「人としてやっちゃダメなことなんだって!」ってハッキリ言ったそう。意外や意外、みんな素直に「じゃぁ、やめよう。別なドッキリ考えよう」となったらしい(^^;)言い出しっぺのみ不満言ったそうだが、子供達だけで考えて止めたのなら、よかった。「◯◯ちゃんのママが言うなら」となったらしい。あ、そうなの?苦笑。

案外、正義は通ると思ったよかった。