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Under renewal...

左ききのエレン!!

読みました!

直近の心奪われた「左ききのエレン」備忘録は以下。

 

何故心奪われるかと言えば、経験の血が沸騰するから。

 

社会人スタートの初制裁は私は、

熊ほどデカイ上司からの本気ビンタだった。

 

卒業前単位を修得したので卒業前の2月から試用期間で社会人スタート。某制作プロダクションにて、CMのADでした。学生時代はアルバイトながらホテル専属のブライダルカメラマンをしていたので、狭い中で評価されていた事に勘違いをしプライドガチガチで視野が狭かった当時の私。

 

現実は広告代理店の営業より下っ端で、当然制作スタッフの誰よりも下っ端。出演者の仕出し弁当やコーヒーの準備すら、センスが悪いと怒鳴られた。仕事の後は必ず酒の席へ、吐くまで飲まされる。あちこち弄られて、休日だろうが電話がかかってくる。その当時、秋田に遠距離恋愛していた彼とは、精神的に困憊して惨めな声晒したくなく、連絡すら出来ないまま途絶えた。(今は良き友として会う、尊敬する友)

 

制作プロダクションや広告代理店はクリエイティブだと憧れてデザインの大学で学んだ経験を、奨学金の価値を消化しようと意気込んだのは一年くらい。その後のことは、ブログに叩き残すほどのことでもないので割愛。要するに、苦しさから逃げたってことだけ。

 

その後も、仕事では何度も絶望のような裏社会ギリギリの底辺で、素晴らしき経験を色々出来た。仕事だけじゃない。男運も良くはなかったがこちらも割愛。

 

不遇なのは、自分に原因があるってこと。

要するに、弱かったし、プライドが邪魔していたんだ。

 

本題。

左ききのエレン」の何が素晴らしいって、絶望や怒り、哀しみ切なさ、葛藤の表情が活きている。経験した者にしか表現できぬ線の鼓動が迫り来る。好きな本、漫画、アニメも映画もたくさんあるし幅広いけれど、血が湧くような現場感や「作らずにいられない」足枷のような足掻きは、左ききのエレンの中に表現がある。今後も目が離せない。やはりまだ、年を悪戯に重ねてもなお、夢見ているのだと思う。現場で燃やすという事に。何かを残して死ぬという渇望に。

 

 

 

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まだまだだ。

死ぬつもりで作る、という満足を味わってみたい。