ÜNDYizm

Under renewal...

守る嘘なら敢行すべし

日付が変わって月曜日。

長男の高校も始業式、と共に弁当作りの朝が始まるよ・・寝る前に弁当の仕込みをして目覚ましで6時に起きる朝が始まるよぅ・・まだ北海道の冬は寒いし朝は暗いので、早く春分の日をまたいでしまいたいです。娘たちの始業式は18日から。

 

朝の家事日常サイクルは勿論、今日は仕事もみっちり忙しいので、もう本日の備忘録を置いておきます。

 

日曜は成る可く子供と「ゆっくり時間」を作るようにしている。最近ハマっているのは長男オススメアニメを観ること。今更ながら「コードギアス」第1期・第2期昨年末から分けて観て、本日ようやく最終話まで見終えました。(長男は視聴6周目らしいけど^^;)

 

漫画、ライトノベルから文学まで私の何倍も本やアニメを熟知している長男が「コードギアス」を超えるストーリーはない!と絶賛する。CLAMPさんのイラストは、昭和とも平成ともつかない華奢で繊細な人物像なのは昔から好き。気持ち「ガンダムシリーズ」を観る気持ちで入ったのだが・・・

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ラスト想定外で、かなり泣きました。

確かに、ハッピーエンドだったよ!でもこんなに哀しすぎるハッピーエンド・ストーリーなど他に思い当たらないよ。原作の大河内一楼さんは「甲鉄城のカバネリ」の脚本も手掛けていると長男に教わり、納得。鬼才の矢はしっかり心に打たれました。

 

善と悪の狭間で

大切な人を守るため。

自己犠牲を厭わず

嘘を貫かなければ、

平和は得られなかった。

 

フィクションだから所詮は架空の物語とカテゴライズ出来ない。高貴な文学のみが倫理を語る地位にあるとも思わない。

 

終結でしかない構成で第2期を終えたのに、今年は10年ぶり第3期が始まるそうです。長男喜び悶絶しています。映画もあるとか。しかしファンにとっては、どう物語を繋ぐのだと憶測が交錯しているとか。

 

私は「いま、会いにゆきます」を思い出しました。原作あってのドラマで全く世界観は違うのですが。共通するのはストーリー構成の紡ぎによって、想像もつかぬラストに結託することへの【哀しさレベル】が同じ。

 

フィクションはノンフィクションより自由でリアルだ。

 

そして正直者の村人は思いました。

嘘をつくこと、全てが悪ではないのだ。

正しさを守り抜く為に貫く嘘もあると。

 

余談ながら、娘たちも鼻水ずびずび大涙。

大切な人を守れたけれど、主役の決心が「哀しすぎる」ということは、わかったよね。泣いて笑って、寝て起きて。

朝が来たら、新しい一週間の月曜日。

昨日と少し違う感情を知った月曜日の始まりだね。

 

今夜は、米研いで寝ますなり。