ÜNDYizm

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たったひとつ「〜力」が備わるなら?

今朝、朝食を食べる長女に突然可笑しなお題を叩きつけられた。

「もしも、たったひとつだけ"〇〇力"が手に入るなら、何の能力が良い?」

と。

 

一瞬考えたけれど、喘息とPMSで微熱続きだったから、つい

「体力・・健康力、かな。」と言った後で、しまった!夢がないつまらないなぁと思った。親たるもの、想像力を働かせて、こういう時こそ子どもが感嘆するほどの発想を誇示するべきだったと反省した。「想像力」「瞬発力」がなかったな。

 

ぼそぼそと遅出しジャンケンで「やっぱ、魔力とか?なんでも叶えられそう」と言ったがその時にはもう遅い。

娘たちは自分発言の番と嬉々として、

「やっぱ、魅力〜」(夢見がち長女)

「経済力とか?」(現実的な次女)

・・・だってさ。

 

うーーん。

魅力も、経済力も、自分の努力で得られそうなものだな。却下。

 

 

ぼく おかあさんのこと…

ぼく おかあさんのこと…

 

 おかあさんは、完璧ではありません。

「ボク、おかあさんのこと・・・キライ」

冒頭から、母親ならばドキッとさせられます。

でも読み進めてページをめくるたびに、理想通りじゃなくても、ただ好き。

不満が言えたり完璧じゃない不完全でもいい。

ただただ、好きだよ。

そんな親子同士の愛情を確認できる絵本です。

酒井駒子さんの詩的なイラストがお話を優しく包みます。

 

 

朝から他愛のない会話をしながら、ふっと思い出したお話。

今日も、見えないたくさんの楽しいことが、子どもに仲良くしてくれますように。