ÜNDYizm

Under renewal...

・通・過・点・

1時間を黙々と走った。

午前中に走るか、時間が取れないときは夜に走るようにしている。スピードに重点置いたり、上半身を柔軟ストレッチしながら歩を緩めたりは曲に合わせて適当に。同じアルバムを聴きながらがルーティンになったので気づけば、曲で「およそ何分かな」くらいはわかるようになってきた。

入院から退院後もなかなか体力が戻らなくて焦り、体力つけて人並みに働けるような自信が欲しかった。もう大丈夫。地下鉄すら乗れなかったし、地下鉄駅まですら歩けなかった、そもそも部屋の掃除機かけただけで息切れしてた年の始め頃が嘘みたいだ。

 

「日本語って美しいね」

次女が言った。漢字に含まれる意味や解釈がたくさんあって、日本人に生まれてきてよかったって。新元号については旬ネタ・湯気立つ茶のようだった、新元号予想祭りのような報道もまた、平和である喜びだよなと思った日だった。予想はしなかった。予想するほど遠のくものであるし、波の「その時」が来たら分かるものだから。「令和」「れいわ」「レーワ」・・「令」という字についてこんなに考えたことない日を過ごした。

 

本日が入社式の企業も多かっただろうし、4月という新しい暦で1月に立てた計画を改める新年度という気合いもある。ただ自分は、例年のことだけど1月に立てた計画は、その時思いもしない方向へ舵取りが変わるのである。

 

通過点である。

日を、黙々と。

それだけ。