樹木希林 120の遺言
子ども頃、
「老いる」ことは人生の下り坂でしかないと思っていました(生意気)
若さ=生きる醍醐味とさえ思っていて。子育てしながら、親として人として、子と共に生きている今は、
老いることこそ人生の醍醐味と思える。
死ぬのは、楽しみ。生き急ぐでもなく与えられた自分の「人生」を慎ましく生きて、死ぬ時は走馬灯のように人生の答えあわせを楽しみたい、その為に生きているとも。
樹木希林がオフィーリアになった宝島社の企業広告(2016年)当時、「死」を抱えた「生」の美しさ面白さのキャッチも凄くお気に入りだった。本の装丁となって手元にやって来た樹木希林・オフィーリア。
今良いなと思って読んでも、まだ自分は人生の若輩者だって思えた。孤独を楽しみながら、もっと人と関わって深まって生き歩みたいなと。
びっくりするような言葉、それをもっと体現したい。
引用は避けます。
読むべき本です。
樹木希林 120の遺言 ~死ぬときぐらい好きにさせてよ (上製本)
- 作者: 樹木希林
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2019/01/28