memorandum

逆さま思考な備忘録_φ( ' ' )

「晴れの日」親心

華やかなる成人式の一方で、横浜本部の「はれのひ」が成人式当日に業務停止、着付けの予定時刻と会場ホテルにも着物が届かないという報道の推移から...これ人ごとじゃないのです。

 

成人式の被害者だけではなく、来年度(中には再来年度)まで予約しローンの支払いしている方や、この春の卒業式に向けて予約・支払い完了している方まで、まだまだ被害が広がっているようです...。

 

とくダネ!で小倉さんが「これを機に、着飾るのを止めた方が良い」とコメントされましたが、小倉さん好きですが今回ばかりは違うぞ!と異論を呈したく思いました。

 

娘がこの春、小学校卒業です。もう昨年の卒業式後から翌年の卒業式に向けて着付けの予約が開始していて、「小学校の卒業式で袴は如何なものか」「中学校の制服で良いのでは」と反意があったものの蓋を開けてみれば娘の小学校では9割女子は袴、娘の友達は皆もう袴のレンタルや着付け予約、写真撮影など夏休み前には終えておりました。えっ!それは...悩んだ挙句、思春期の多感な時期に、明らかなる友達との差異は避けたかった。 

...悩みつつ、夏休みに予約しました。来月には卒業式当日のヘアセットや着付けの打ち合わせです。遠慮していた長女は、大喜び!で今も楽しみの様子。

 

そのようなタイムリーな時期であったので、「はれのひ」被害当人と、ご家族の気持ちを思うと遣る瀬ない気持ちです。急場でレンタルが間に合った方は良かったね、でもなくて。親子で選んだり、楽しみ待ちわびたりというプロセスごとが思い出なのですよ。違うんだよ...小倉さん。

 

そこに娘の笑顔と、華々しい思い出となる門出を祝えたらそれで良い。親は皆、そのような気持ちで娘に晴れ着を着せるのですよ。

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回想。

私の祖母は、着物好きで付き合いの呉服屋さんがおりました。跡取り息子である兄貴を溺愛して私へは厳しかったのですが、七五三、成人式、大学の卒業式では厳選した着物や袴を用意してくれました。生地の選び方、色や柄の織りの上質なもの、着物の畳み方などを教えてくれました。それは今になっても記憶の財産で、それは洋服にでも応用が利く考え方で、生地や縫いの選定基準に役立っています。選ぶときに「畳んで仕舞われたとき、洗濯・保管した時に生地が耐えられるか」をイメージするようになりました。日常にハイブランド品を取り入れることは無理でも、きちんと選べばイメージ通りの服や生地を選ぶことができるということは、祖母から習った財産の一つだなと思っています。

 

祖母が見立ててくれた着物や袴は、生地も柄も重厚で非常に上質であったことは、着物の匂いや触感と共に覚えています。...着物とは、晴れ着とは、式典当日を彩るためのものではなく、記憶そのものに彩りを織り込む作業だと思う訳です。

 

 

まとめ。

小学校の袴卒業式は、当市内でも学区によってまちまちです。長男の小学校卒業式では袴が1割でした。転校して娘たちの小学校では、事実として袴が9割。学校側が自粛を訴えようにも、時世の流れには逆らえないところで...親として悩みながらも、子供の「笑顔」「友達との関係」が思春期に優先すべきだと思うのです。中学校の制服でいいじゃん、じゃないんだね...。

 

報道の一連から改めて、祖母のことを想い出し感謝して、娘に出来ることをしてあげようと思うし、親はそのようなことしか出来ないのです。卒業式、泣くなぁ...絶対に。