ハッピーであれ。
「私は、ベトナム戦争に関しては、たったひとつの場所から、全体にたいして唯一の判断を下すことなど、とてもできないと感じています。
でも、ひとつだけ言えるのは、
あの戦争を経験した普通のベトナム人に聞いてみれば
「もう戦争なんかしたくない」って、誰もが、言うだろうってことです。
−ディン・Q・レ『芸術〈アート〉は誰も語らない物語を語る。』の中で
人より努力して人生経験を積んだり、教育という立場や親という立場で子供を教えるようになったり、旅行や勉強で見地を深めたとしても、到底、行き着かないものがある。
それは、当事者の気持ちは、
当事者にしか解らない、ってこと。
わかったつもりなのは、結局「わかってあげたい」という隔たりがあるし他人にはなれない。家族でさえ、本当の心まで辿り着けない。
天災による被害者、復興者も然り。
自分は、自分以外のなにものにもなれない。
でも、敢えて。
世界がハッピークリスマスであっても悲しい出来事だったり、悲しい出来事から今まさに前を向いている者たちのために、師走の坂を降りたら、全てを新しい光で包む新年度がやって来るよって言いたい。
だから悲しまないで。
敢えて言う。
寄り添いたいなと。
自分のしたいように、
自分を大事にしてもいいと思うよ。
Happy Xmas!
飲み終わるまでずぅ〜〜っと消えなかった、カフェラテのスマイル泡