イエロー馴染むくん
名刺の肩書に、資格取得を載せはじめました。
カラーについての勉強はまだ続けなければと思う日々ですが、資格を背負うことで「カラーへの意識」は常にピークでありたいという自負を込めて。
独学や独流では意識できなかった、大きな発見は。
好きな色・嫌いな色に拘らずデザインの現場で最前線となるカラーテーマを選定する事ができるようになったこと。デザインのコンセプトがブレていなければ、自ずと導き出される色というものがあって、デザインの着地点に自分自身が納得できるし納得してもらえるプレゼンテーションを出来るように(ボチボチ...)なってきました。
一番の変化は、「黄色が嫌い」だった黄色に意識的に助けられているということ。
黄色は、様々な性質のコンセプトに良く馴染みます。彩度の調整によってはビビットにもソフトにも伝えられるし、暖色系とも寒色系とも良く馴染み中和するし、デザインターゲットである年齢層や男女比率に関わらず、主張しすぎず主要な情報をサポートする役目になってくれます。
黄色はゴッホのひまわりから連想して「狂気の色」とされる説もあります。しかし紐解けば、狂気のゴッホが唯一「黄色い絵の具をたくさん入手したので、嬉しさのあまり黄色の絵の具をたくさん用いた」という喜びの絵にも挿げ替えられます。
私が黄色が嫌いな理由は、
忘れもしない小学2年生の図工の時間に、太陽を真っ赤に塗っていたら「太陽は黄色だから塗り直しなさい」と担任に言われて「絶対違う!太陽は赤!」と思ってから以降、黄色が敵だったの(短絡的すぎ...)
今は、概ね黄色の非個性的でありながら他のカラーと馴染みやすい、という性質に救われる日々であるので、ゴメンよ黄色君、と思う次第です。
そして...昨日、雪が融けて氷になった坂道ですっ転んでしまい、受け身した左腕が軽い打撲となり、かねてより悩ましい右肘の痺れと合間って、タイピンングスピードが「カタカタ、...カタカタ、」という鈍間なスピードに落ち込んでおり。
指先の感覚がずれているんだろうね?オンラインタイピングテストを仕事スタート時に気分転換でしていたそれが出来なくて、気が滅入るのさえ通り越して、「もうこれでいいや」って今の自分受け入れることにしました。
カラーに悩む時間を減らしたくて、資格取得した次は、作業にかける時間が指感覚の鈍さで増すことになりました、とさ...。左手ペンタブ・右手マジックマウスが必須。
差し迫る仕事は積もる一方だが、終えたものは一つ一つが納得して(納得していただけて)送り出せたデザインの子どもたち。
どの色にも個性があって、どの子たちも大切な戦力なので。
よろしくね、と思ってデザインの現場に戻ります。
タイトルはあれです、
ビートルズの「イエロー・サブマリン」が脳内流れていたから。
「Love me Do〜♪」
色々あるけれど、概ねごそっと進みたい方に進めているので、
良好です。