memorandum

逆さま思考な備忘録_φ(゚∀゚ )

もう一人の旅人

わたり文庫より本が届きました。

坂爪さん本当に有難うございます。

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人類に「今世の生き手引き」や「今世の模範人生ガイドブック」みたいな攻略本がもしあったとしたら、それが例え広辞苑のような分厚い本であったとしても、坂爪さんの生き方に当てはまる項目は見つけられないのではないのかな。

 

現実と虚実が曖昧な世界で「坂爪圭吾」という方は実在を疑いたくなるほど飾らない。実直ないばや通信のちゃんとしなさいの「ちゃんと」とは何か。を拝読して、自分はなぜ大人の常識とやらが窮屈に感じていたのかを知ったのですね。不満に思うこと嫌いなことを、我慢する機会が増えてくるし回避できなくなる。そこを正直に話せられれば良いのだろうけれど、そうもいかなくなる。

 

自分はお金でたいそう、苦労をしたし騙されたりの結構なアップダウンを経験しています。自叙伝でも書けば面白ネタ満載ですが笑えません。「お金のいらない国」という言葉自体が輝きを放っているというか。素直に自分が悩んでいたことに少しなり触れて「お金のいらない国」が読みたい理由をメールにてダメ元で送ってみたところ、謙虚に早くお返事メールが来まして本も届きました。伊勢神宮のお土産(ちょうどその頃滞在していたようでした)と、坂爪さんの一言メッセージと。電子書籍が普及したこの時代だからこそ、伝えられる人肌のような息のような温かさってあるのだなぁと染みたわけです。

 

 

自分はもし、男に生まれていたらしたかったこと。

18歳の高校最後の夏休みに「ヒッチハイクで北海道旅行したい」と親に申し入れしたら断固反対されました。理由は明瞭で、私が女だから。若い女が一人で旅行など、男に悪戯されたり犯罪に巻き込まれるからとの理由で。「男女雇用均等」なんて所詮は綺麗事で男女分け隔てなく平等であるというのは錯覚だったと叩きつけられた。自転車ツーリングも野宿もしたかったけれど、同じ理由で反対でした。力で女が負ける限り、男と女の性的な絶対差がある限り、永遠に男女平等はあり得ないのだと悟るしかなくて、当時の自分には女に生まれたことが絶望でした。

 

自分はもし、男に生まれていたらしたかったこと。

拠点に縛られず、自由にどこまでも旅をしたかったという生き方。旅先で稼ぎながら、人や土地との出逢いを通して人生というものを見聞拾得したかった。坂爪圭吾さんのフォロワーが多く日本各地、日本さえも超えて坂爪圭吾さんをフォローする人はきっと【自分の人生そのものを本当に旅してみたいが、現実そうは出来ない】今世という現世の柵で生きるしかない自分のような人たちなのではないのかな。

 

自分は自分の人生を。

希望や哲学を求めて死ぬその日まで生きることは人間に与えられた宿命。今は守るべきものが第一優先なので、自分の人生に「旅すること」という欲求ばかりは枯渇しておりますが自分の人生は今が一番幸せのピークが続いている状態で悲観はしていないです。むしろ幸せ。この数日は胃腸炎でダウンしておりましたので、読むのはこれからになりますが、自分は読むこと、観ること、描くことで旅をしようと思います。

 

お土産は大切に、本も大切に読んで、粛々と自分は自分の今世を生き続けようかなと。ほんの少しだけ、本音を口にする勇気も持ちたいなと思いました。