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りょうりノートに走馬灯

また、妹に泣かされましたわ。

この冬休みに、料理好きな次女の為に、次女が作れるレシピを選んだ手書き「りょうりノート」をプレゼントしてくれたよ。

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7歳年下の妹は、姉の私よりしっかり者。

喘息を拗らせて寝込んだ時に、手作りパンやヒジキの煮付けやキンピラなど、栄養価が高くて姉が好きな手料理を持ってきてくれる。不出来な私がダメな時はさっと料理拵えて飛んでくる。効率的な冷凍小分けまでして、温めたら直ぐ食べられるように。

 

振り返れば、長男出産後に成人喘息を患い、母子で入院した時から。

妹の料理によるバックアップは強靭に不出来な姉の健康を支えてくれて来た。長女の出産は切迫早産と切迫流産で入院生活が長かったが、私の好きな「DONGURI」のパンを持って見舞いもよく来てくれた。貧血で倒れた時は、コンビニで「鉄分」と表示された商品全て買い集めて届けてくれたり。次女が3歳で離婚した頃は許せる範囲で泊まり込みで3人の子達面倒見てくれたり。子たち3人インフルエンザになった時は、ブラック企業にいて仕事休めなく・・実家総動員で子供を田舎まで移動して、看病をしてくれたり。私も子供も、倒れずに来れたのは(私はしょっちゅう倒れたけど)妹の、実家のおかげ。

 

実家に預けた猫が病気で死んだ時も、知らせてくれなかった。それは、私が泣いて泣いて仕事が手につかなくなるのを知ってのこと。黒猫の光太郎が死んだのを知ったのは、盆に帰省して仏壇に手を揃えた時に、光太郎の写真と骨壺が置いてあったから。実家の総意の通り、仕事が出来なくなっていたと思う。しこたま泣いたが、思いやりが有難く、また泣いた。

 

走馬灯のように今まで支えられて来たことを振り返り、妹の手書きノートを見て涙が溢れた。分量も私と子供3人との4人生活にわかりやすいように。手書きでページを埋めるまで、3年生の次女が一人で作れるようなレシピを調べて書くことは、時間を要したと思う。

無愛想な妹なんだけどね、

彼女には本当の優しさという部分で、到底かなわない。

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次女の名前書いてある。

次女は3人兄妹で一番のしっかり者で、

気付けばどこか妹に似ている。

 

今日は、大根と油揚げを買いに行こうと思う。