memorandum

逆さま思考な備忘録_φ(゚∀゚ )

会えなくて存在証明

 

前回の記事より挟む形になるけれど、身辺色々とリセット感がありまして。

見失った仕事の方向性、プライベートなどを胸の中で整頓しておりました。

 

プラダを着た悪魔」は、仕事の意思原点に戻る時に大切にしている映画のひとつ。

 

思い返せば、過去の何処を切り取っても非常に困難な下積み時代だった自分。

今もおそらくは、外野から観れば何を好んで嵐の中を泳ぐのだと、物珍しい風態で溺れる井戸の蛙であるのだが、心はとても穏やか。

 

その下積み時代に、ブラック企業であったけれど、惚れていた女社長がおりました。

小規模会社でしたので、女社長、デザイナーの女性上司と私のみが、現場の制作業務。

他は営業と経理のみ。非常に過酷で言葉通り過労で倒れるまで没頭し身を捧げました。

 

今も、人として惚れているし会いたいのです。

矛盾だね。何度か、残業の後鞭打つ形で飲みに連れ出された時の、活き活きとした言葉や無邪気さとか男気とか可愛らしさとか・・・。

でも、会えないのです。共に頑張ろう、という言葉には身体が応えられなかったから。自分は、去った身ですから。

 

現場至上主義で教科書では学べない現場のノウハウを、男社会で逞しく生きることや、揚々と夢を恥ずかしがらずに公言して背負うことなど、女社長から学びました。

 

デザイナー上司も、当時は勤務時間を削られるほど小言が長く大変でしたが、現場を去り自分で現場をこなす日々の中で、何度も何度も上司から学んだノウハウが背中を押してくれました。そして、彼女もまた現場で積算する責任をひとり抱えて怖かったかもしれない。今ようやく妬み怒る苛立つ、当時の彼女の気持ちがわかるのです。

 

「でも、戻ってくるんだろ。自分で。」

辞表を渡したときの、苦渋の顔で女社長が自分に言った言葉。

上司は辞意と別れを告げた時も仕事の手を止めず無言なまま。

今なら、少なからず彼女の気持ちもわかるのですが。

 

皆、苦しい中でも夢を見て仕事で成し遂げようともがいているのかもしれない。

良い時もあるし、悪い時もある。一時でも、部下でありながら同士のように言葉交わした日々の隙間は思い出。

 

自分の存在証明の為に、上を目指して日々仕事をしています。

元気です、頑張っていますよと。