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備忘録:読みたいことを、書けばいい。

読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術

読みたいことを、書けばいい。

読了した勢いで備忘録。

実家に帰省している(仕事は持ち帰っている)盆にも墓参りで帰る予定が、今年ばかりは、早急にお見舞いしたい人がいるからだ。頑張って痛みに耐えて生きている人、お見舞いしたところで何が出来るだろう...。そもそも、生きるってなんだろう。生き残すってなんだろう。五月雨式に忙しかった昨年末の自分自身の入院から喘息リハビリ、仕事復帰して早速怒涛に多忙で死ねると思った日々。忙しさ切れ間なく、ありがたいと思う前に、感じなければならないことを、忘れてないか自分。

一気に読んだ。結果、付箋だらけで抜粋できぬわ。

私は、嘘や見栄が嫌いだ。ビジネス書や指南書が苦手なのは多分、ひろのぶ氏が指摘した「ショウジョウバエの類い」がブンブン飛んでいるからだ。臭わなくても煩い雑音である。そして社会は、既出の言葉たちはこのショウジョウバエが自由に飛び回っていて「正直さ」を見抜く方が、大変。というか無理。

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本書ほど、正直に書きたいことを直球で書かれた本はあるだろうか?体裁タテマエ疑似世界それウソ本当?な言葉が茂っているこの世の中で、原点という自分を置き去りにしていたことを気付けずにいる私も大勢も。

 

自分は「書く」ことは生業にしていないし目指していないのだが「描く」に置き換えて読み進めれば見失っているものが容易く見えた。そして脳内スクリーンに映る世界を描くと途端に狭くなる悔しさ、で断念したこと。酷く共感した「書くことは世界を狭くすることだ」でも、書く(描く)理由とは。忘れずに小さな自分という世界で旗を立てよと、ひろのぶが言うのだから旗を立てようと思った。他ならぬ自分の人生だ。

 

 

夕方、お見舞いに行きます。

ためらわず笑顔を見せたい。

残像を焼き付けて生きたい。